お試しのドッグフードで食べ比べ

ドッグフードは品質などの安全性や嗜好性などによりある程度まで選別する事が出来ますが、最終的には愛犬が食べるか食べないかが重要となります。
しかし食べるか食べないかに関しては実際に与えてみなければ判断できないため、ドッグフードを購入する必要があります。
プレミアムフードと呼ばれるタイプのドッグフードは1kgあたり2000~3000円ほどと高額なため、食べてくれない場合を考慮すると気軽に購入する事が出来ません。

お試しのドッグフード

メーカーによっては1回分(100g前後)のサンプルを用意している所や、少量タイプ(500g前後)を販売している所などがあります。
食べてくれるかどうかはサンプルにより判断する事が出来ますが、体調面に関しては1回では判りかねるため少量タイプの方がオススメです。

なかには初回は好奇心で普通に食べるが、ある程度与えると食べなくなるというパターンもあります。
可能であればサンプルの場合でも2、3個貰って試してみるのがオススメです。

サンプルは動物病院やペットショップなどの店舗、オンラインショップなどで手に入れる事が出来ます。

食べ比べ

サンプルは無料で貰える場合が多く何気なく与えてしまいがちになりますが、愛犬の様子をしっかり観察する事が大切です。
食い付き具合だけでなく、糞便の状態や嘔吐の有無なども確認して下さい。
アレルギー症状に関しては即時性(食後2時間以内)のものだけでなく、遅発性(食後6~8時間後)や遅延性(食後24~48時間後)などがあるため、少なくとも1日程度は様子を見るようにして下さい。
サンプルの袋はその期間は保管しておき、もしなにかしら異変があった場合に動物病院へ持参し獣医師の指示を仰ぐようにして下さい。

1日で複数のサンプルを試すのではなく、2、3日の間隔をあけて試すようにして下さい。
食い付き具合や体調面などをメモしておく事で、どのフードが愛犬の好みか判断する事が出来ます。

食い付きメモ

数種類フードを試してみると、愛犬の好みが分かってきます。
フードの原材料をみながらこの食材が主原料のフードは食い付が良いや、穀物の割合が高いと消化不良が起こりやすいなど愛犬ならではの特徴を掴んでください。
次回のフードを選ぶ際はこの特徴を生かしてドッグフードを選ぶようにすると失敗の確率が減りますよ。

愛犬にぴったりのドッグフードを見つけるのは長い道のりとなりますが、毎日与えるフードだからこそしっかりこだわってあげて下さい。