オーガニックドッグフードと無添加ドッグフードはどう違う?

ドッグフードにはオーガニックや無添加などの特徴を持つものがあり、健康思考の強い飼い主に人気があります。
オーガニックも無添加も安全性の高いフードとして知られていますが、それぞれ意味合いが違います。

オーガニックと無添加の違い

オーガニックとは有機栽培という化学合成農薬や化学肥料を使用せず有機肥料などで栽培する農法により栽培された事を示しています。
オーガニックの条件を満たした農産物にはJASマークが与えられます。
オーガニックドッグフードはそんなJASマークが付いた原料をしようして製造されたフードです。

一方無添加とはフードの製造段階で防腐剤や着色料などの添加物を一切使用していない事を示しています。
無添加とは自然界にないものを含まないという意味合いですので、天然添加物は配合されていても無添加となります。

つまりオーガニックは原材料の栽培に関しての制限を、無添加はフードの製造に関しての制限を示しています。

オーガニック

オーガニックと似た言葉としては無農薬が有名です。
オーガニックは農林水産省が定める31種類の農薬に関しては使用が認められているため、完全な無農薬とは違います。

またドッグフードのオーガニックには公的基準がないため、1%でもオーガニック食材を使用していてもオーガニックと記載する事が出来ます。
オーガニックと記載されているから安全と過信しないで、公式HPや口コミなどから信頼できるドッグフードであるかを確認するようにして下さい。

無添加

無添加は合成添加物の不使用をあらわしますが、着色料無添加や香料無添加、防腐剤無添加など個別に記載されている場合は注意が必要です。
わざわざ個別に記載するという事は他の添加物は合成添加物が使用されている可能性が高いといえます。

個別に記載されているのではなく、人工添加物不使用(無添加)と記載されているものを選ぶようにして下さい。

また添加物の配合が少なくなるとその分フードの劣化が早くなります。
開封後は品質管理に気を配りながら、早めに消費するよう心がけて下さい。