おなかの調子改善のドッグフード

おなかの調子が悪くなると、下痢や便秘など体に悪影響が現れますし、そういった体調不良によるストレスから寿命が短くなる可能性もあります。
おなかの調子が悪いと感じたら、おなかの調子を改善する効果のあるドッグフードを与えようにしてあげて下さい。
おなかの調子改善の効果があるドッグフードの特徴としては、乳酸菌・酵素が配合されている、食物繊維が豊富、消化性が高いなどがあります。

乳酸菌・酵素

おなかの調子はいわゆる腸内環境に左右されます。
腸内環境を整える役割で有名なのが"乳酸菌"などの善玉菌とその乳酸菌を増殖させる"酵素"です。

おなかの調子が悪いと感じている状態はいわゆる悪玉菌が増殖してしまっている状態ですので、善玉菌を増やすことで対処します。
善玉菌が増えると悪玉菌が減少しますので、腸内環境が改善されていきます。
酵素はそんな善玉菌を増やす役割がありますので、乳酸菌と一緒に摂取する事で効果アップが期待出来ます。

しかしこれらの成分は熱に弱いというデメリットがあるため、一般的なドッグフードでは加熱処理の際に失われてしまいます。
乳酸菌や酵素が配合されているドッグフードを選ぶ際には、加熱処理後に配合するなど工夫されている商品を選ぶようにして下さい。
サプリメントなどでも補うことが出来ますでの、ご家庭にあったものを与えるようにして下さい。

食物繊維

腸内環境を整える効果のある成分として水溶性食物繊維もオススメです。
水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維で、水に溶けてどろどろになる事で便を柔らかくする効果があります。
そのため便秘などで便がカチカチになった状態を解消する役割を担ってくれます。

また水溶性食物繊維は先ほど挙げた善玉菌の餌にもなる成分ですので、間接的にですが腸内環境を整える役割もあります。

水溶性食物繊維は人参やゴボウ、アボガド、オクラなど根菜類に多く含まれています。
一般的なドッグフードでは配合されているのを見かけませんので、ご家庭で細かく刻んでトッピングするのもオススメです。
生で食べられない食材は茹でてから与えるようにして下さい。

消化性

おなかの調子が悪いという事は、胃腸に大きな負担がかかっている状態でもあります。
そのため少しでも胃腸の負担を軽減するためにも消化性の高いフードを選んであげるようにして下さい。

穀物は消化性を低下させる食材ですので、出来れば穀物不使用(グレインフリー)のドッグフードがオススメです。

おなかの調子改善のためのドッグフードについてを紹介しましたが、なによりも大切なのが品質です。
プレミアムフードと呼ばれるドッグフードは品質に関しても安心できますので、プレミアムフードのなかから選ぶようにして下さい。
質の悪いドッグフードは体に大きな影響を与えてしまいますので、健康に害がないよう最適なドッグフードを選んで下さい。